沖縄に行ったら絶対に食べておきたい!定番から珍しい魚介類10選

本土から離れ、南国情緒漂う沖縄では、海に囲まれていることもあって珍しい魚介類が楽しめます。しかし、沖縄以外では見たことのない魚や、聞き馴染みのない食材が多くあります。そのため、事前に知っておかなければ、食べるチャンスがあっても見過ごしてしまうことも。中には、全国で知られているが、沖縄独自の呼び名が付いている食材もあるので把握しておきましょう。

沖縄で味わっておきたい魚介類10選

沖縄より本土ではあまり見ることのない魚やカニ、呼び名が違うだけで実は馴染みのある食材は以下のとおりです。

プチプチの食感がたまらない「海ぶどう」

クビレズタと呼ばれる海藻の一種で、ブドウのように房状に実が生ることから名前が付きました。ほのかな塩味がありプチプチとした食感です。三杯酢やポン酢に付け酒の肴にしたり、汁物に入れたりします。

お刺身や唐揚げが美味しい「ぐるくん」

沖縄ではタカサゴ科の魚をぐるくんと呼び「シチューグルクン」や「アカジューグルクン」などの種類があります。沖縄ではよく食べられる魚で、刺身や塩焼き、から揚げなど調理方法のバリエーションが多い魚です。

日本一の生産量「もずく」

全国で流通するもずくの大部分が沖縄で生産されています。そのため、沖縄では加工前の鮮度が高いもずくが楽しめます。酢物のとして食べる機会が多いもずくですが、沖縄では「もずく丼」として食べられています。

濃厚なミソが美味しい「ヤシガニ」

「カニ」が付いていますが、ヤドカリの仲間であるヤシガニ。最大で40cm・4kgまで成長し、またハサミは大きく、はさむ力も強いです。焼きや茹で食べられおり、濃厚なミソが楽しめます

海藻の一種「モーイ」

海藻の一種「いばらのち」がモーイと呼ばれています。代表的な料理は、乾燥させたモーイをにんじんと炒めて、カツオ出汁やニンニクで味付けいたものを豆腐のように固めた「モーイ豆腐」です。

お味噌汁や天ぷらに!「アーサ」

全国では「あおさ」として知られる海藻。アーサ汁やアーサの天ぷらで楽しめます。

青や赤、緑色の鮮やかな魚「イラブチャー」

ブダイ科の魚で、青や赤、緑色の鮮やかな魚体です。淡白な白身のイブラチャーは、刺身や塩焼き、バターソテー、から揚げにして食べられています。

沖縄の高級魚「ミーバイ」

ハタ科の魚を沖縄ではミーバイと呼び、中でも「アカジンミーバイ(スジアラ)」は高級魚として扱われています。魚体は赤に白い斑点があり、味は脂がのって旨味が強く、クエやアラに近い味わいです。

初カツオ漁が盛んな沖縄の「カツオ」

全国の太平洋沖で釣れるカツオ。沖縄では初ガツオ漁が盛んで、脂がのる前のあっさりとした味を楽しめます。沖縄料理ではカツオ節でとった出汁を使うことが多いのが特徴です。また、カツオ節にお湯と味噌をといた「かちゅー湯(カツオ湯)」は昔から食されています。

「クルマエビ」の生産量が全国1位の沖縄!

クルマエビの生産量が全国1位の沖縄。鮮度の高いクルマエビが味わえ、クルマエビ料理専門店もあります。

豊富な海藻類と鮮度の高い魚が楽しめる沖縄

沖縄では全国で知られている魚介類が、沖縄独自の呼び名になっていることが多いです。しかし、生産量1位のクルマエビをはじめ、生産地ならではの鮮度の高さが楽しめます。また、沖縄は調理方法が特徴的で、沖縄の魚介類と組み合わさって他では味わえないグルメがあります。沖縄に旅行に行った際に、現地の食を楽しむ参考にしてみてはいかがでしょうか。