八重山諸島はどうやって行くの?自然を満喫できる魅力的な離島、八重山諸島への行き方を知ろう

八重山諸島とは、沖縄から南西400~500kmに位置し、石垣島・竹富島・小浜島・黒島・新城島・西表島・鳩間島・波照間島・与那国島など12の島々で成り立っています。人の手があまり入っていない八重山諸島では、雄大な自然を感じることが可能となっています。八重山諸島の行き方や魅力などを知って、将来の旅行にお役立てください。

八重山諸島の9つの離島の行き方などについて

八重山諸島の行き方は、沖縄本島の那覇空港から石垣島の石垣空港まで行くというコースが一般的です。那覇空港から石垣空港までの便は一日に約17便あり、一時間弱で行くことができます。沖縄本島へ旅行するのであれば、ついでに気軽に足を伸ばせる距離感です。その他、羽田空港や成田空港、関西国際空港、中部国際空港などから石垣空港への直行便もありますので、直接石垣島へ行き、旅行期間の全日程を使ってたっぷりと離島を楽しむのも良いですね。石垣島から各離島へはユーグレナ離島ターミナルから主に高速船を使って行きます。それぞれの所要時間についてみていきます。

八重山諸島の玄関口「石垣島(いしがきじま)」

石垣島は石垣空港があり、八重山諸島の中心とも言える場所です。石垣空港の「石垣空港総合案内カウンター」では、八重山諸島についての観光パンフレットなどが置かれていますので、観光情報を得るために寄ってみるのもおすすめです。

沖縄の伝統的な家屋が並ぶ「竹富島(たけとみじま)」

竹富島(たけとみじま)は、石垣島から一番近く、高速船で約15分で行くことができます。沖縄の伝統的な家屋が並ぶ風情ある町並みを、水牛車でゆったりと鑑賞しながら散策する「水牛車観光」が人気です。ガイドさんが道中、三味線や島唄を披露してくれることもあります。

サトウキビ畑が広がる「小浜島(こはまじま)」

小浜島(こはまじま)は、石垣島から高速船で30分弱の距離に位置しています。サトウキビ畑が広がるのどかな風景を眺めながら散歩をするひとときは、都会の喧騒に疲れてしまったという方には特に癒されるかもしれません。

黒島は島の形がハート型の「黒島(くろしま)」

黒島(くろしま)も、石垣島から高速船で約30分ほどでたどり着けます。黒島は島の形がハート型のように見えることから、「ハートアイランド」とも呼ばれています。ウミガメの産卵地として有名で、「黒島研究所」では飼育されているウミガメや、そのほか黒島の生き物たちの展示も楽しめます。

手付かずの大自然が残る「西表島(いりおもてじま)」

西表島(いりおもてじま)は、石垣島から高速船で約50分です。沖縄県内では本島に次いで大きな島で、島への玄関口は上原港と大原港があります。西表島は国指定特別天然記念物のイリオモテヤマネコが生息していることで有名です。ほかにも様々な貴重な生物や雄大な原生林があり、自然のダイナミックさを肌で感じられる場所です。

有人島最南端「波照間島(はてるまじま)」

波照間島(はてるまじま)は、石垣島から高速船で1時間20分ほどで行くことができます。街灯りの少ない波照間島では数多くの星を見ることができ、まるで天然のプラネタリウムのような美しさに圧倒されることでしょう。

観光地化されていない「鳩間島(はとまじま)」

鳩間島(はとまじま)も、石垣島から高速船で約50分でたどり着けます。人口約50人の小さな島は、美しいエメラルドグリーンの海をまるでプライベートビーチのように贅沢に堪能できる場所です。

ツアーでしか行けない「新城島(あらぐすくじま)」

新城島(あらぐすくじま)は、石垣島から高速船で40分から45分の距離に位置しています。ただし、そのほかの離島のように石垣島から定期便が出ていていつでも行けるというのではなく、地元のツアーでしか行くことができません。ほかの離島よりも人の立ち入りが少ないため、人の手が加わっていない、神聖さを感じるような自然が数多く残っています。

日本最西端の島「与那国島(よなぐにじま)」

与那国島(よなぐにじま)へは、石垣空港から飛行機で約35分で行けます。「海底遺跡」など、魅力的なダイビングポイントがあり、ダイバーに人気の場所です。

八重山諸島の行き方や八重山諸島について知り、魅力あふれる離島への旅行を楽しもう

八重山諸島についてみてきましたが、八重山諸島を形成する離島はいずれも、豊かな自然や素朴な沖縄の原風景が楽しめる魅力的な場所であることが分かりました。八重山諸島は、刺激の多い都会を離れて心身共にリフレッシュするのにぴったりの場所です。八重山諸島の行き方は比較的簡単であり、石垣島から高速船で気軽に足を運ぶことができますので、沖縄旅行の際には八重山諸島への訪問も検討してみることをおすすめします。