沖縄に来たら一度は食べたいグルメ!人気の肉料理5選を紹介
沖縄はもともと島国なので独特の料理がいろいろとあります。本島ではあまり口にしないような料理や食材もあるので、沖縄旅行に行ったときには食べてみると良いでしょう。球王国時代から伝わる料理から家庭で人気の定番料理まで、様々な沖縄料理を楽しむことができます。沖縄旅行でお気に入りの沖縄料理が見つかるかもしれません。
プルプル食感がたまらない「テビチ」
テビチとは沖縄の言葉で「豚足」を指すもので、特に豚足を使った料理のことをテビチ料理といいます。琉球王朝の時代から伝わる伝統料理であり、プルプルとした食感がたまらなく美味しいと人気です。沖縄には食文化に豚料理が根付いているので、ラフテーと同じくらいテビチはよく口にされる料理だと言っていいでしょう。テビチとは豚足を昆布だしで煮付けにした沖縄料理で、沖縄料理の煮付けという意味の「手引き」が由来になっています。豚足は肉よりも軟骨が多い部位でコラーゲンが豊富に摂取できため、女性が特に好んで口にする料理です。
沖縄伝統の味「ラフテー」
ラフテーは豚の三枚肉を皮付きで煮込んだもので、その食感はやわらかくとろとろとしているのが特徴です。沖縄の泡盛を使っているため、かすかにその味を感じられるのもポイントでしょう。もともとは暑い気候の沖縄で保存料理として作られていたため濃い味付けでしたが、少しずつ薄味になっていったようです。今では、客膳料理や法事などでも出される琉球料理の代表として知られています。ラフティーとも呼ばれることがある、沖縄民には欠かせない一品です。
味噌を豚の脂肪で炒めた「アンダンスー」
アンダンスーは沖縄の舐め味噌として知られている料理です。味噌を豚のラードと混ぜて炒めたもので、食卓にひとつあればご飯が何杯でも食べられると言われています。油味噌、アンランスー、アンダミスーなどとも呼ばれており、作り置きをしている家庭も少なくありません。ごはんに乗せたり、おにぎりの具として入れたりする、沖縄ではメジャーの食べ物といえるでしょう。アンダは脂、ミスーは味噌という意味の沖縄言葉です。
ヘルシーでコリコリした食感「ミミガー」
ミミガーという言葉は、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。ミミガーとは豚の耳のことで、ゼラチン質の部分が多いのでカロリーが高そうですが、実はヘルシーな料理です。軟骨のコリコリとした食感がクセになる噛み応えのある料理で観光客にも人気の一品です。ご飯のお供にもお酒のおつまみにも使えるので万能食材といえます。
沖縄のお祝い事料理「ヒージャー」
ヒージャーとは沖縄のお祝いの席に出されるもので、塩で味付けして出されることが多い料理です。ヒージャーとは沖縄の言葉で山羊を意味し、フィージャーとも呼ばれることもあります。独特の味とにおいがするので好みが分かれるとも言われますが、お祝い事には欠かせない料理として知られています。ヒージャーの刺身やヒージャーを使った汁物、ヒージャーの煮込み料理などがあります。各家庭によって味付けにこだわりを持っている料理です。
沖縄ならではの食材!郷土料理は美味しいものばかり
沖縄料理は、名前は聞いたことがあるけれど、作り方もわからないし、食べたことがないという人も少なくないでしょう。ですが、沖縄ならではの食材を使った沖縄料理には一度食べると何度でも食べたくなるような魅力的なものがたくさんあります。食べたことがないのなら、レシピを調べて食卓へ出してみるのも良いのではないでしょうか。